こんにちは、書道愛好家のみつまめです。
毎日寒いですね。
「今年の冬は取り立てて寒い。」
「そしてそれは決して歳のせいではない。」
周囲の四十路男女(知人)は口々に言っております。
来年まで待とうと粘っていたのですが、ついにネットにて電気ひざ掛けを購入し、手放せない状態となってしまいました。
おお、すばらしき文明の利器よ。いつの間にこんなに軽くなったのか。
今回の取り組み
今回は日本書道教育学会の月刊書道誌『不二』2022年2月号の漢字半紙課題です。
『不二』での学習も6年目を迎えまして、今月より漢字半紙が創作課題になりました。
自分なりの書きぶりで作品をつくるのは初めてですが、古典臨書やお手本のない状態での運筆が、まさかこんなに辛いものとは。
「自由に書くのは楽しい」と思いきや、自分なりに書きあげた字はただただ辛く痛々しいかったのでした。
しかしこの闘いは、とてつもなく大切な気がするので、めげずに続けようと思います。
心遠目苦短
月刊書道誌『不二』2022年2月号 p.2より
<出典>『鳴鶴作品草稿集Ⅱ 宋 葉茵 有所思』
<読み> 心は遠く目は短きを苦しむ
書きぶりのテーマ:書写の楷書。小中学校でならう楷書。
※書体等の指定はないため、自らテーマを設定して取り組みます。
取り組みの結果
初回提出作品
初回提出作品の添削
- しんにょうの書き始め位置が旁に対して低すぎる
- しんにょうの書き方。最終払い前の突きの後は、右上方向のに持ち上げる必要あり
- 払わない(これは字のミスなので、恥ずかしいです…。何故ミスなのかは、別記事に記載しようとおもいます。)
- 縦線の位置。中心線を通る様に。
- 始まりを尖らせない&閉じる・
- 横角もきちんと閉じる。
- ”目””苦””短”の右肩が下がっている。
楷書の場合は横隔を折り返す場合に右肩を下がらせない。 - 矢偏が旁にたいして小さい。
再提出作品
いやはや、惨憺たる出来でしたが書き直して提出しました。
まだ線がぐにゃぐにゃしていますが、ひとまずこれで提出です。
難しい!
※余談になりますが、創作課題で書写の楷書の作品って珍しい気がします。
審査の先生方に「ん?」って2度見されたりしないでしょうか(笑)
書写の楷書を書くには、字の正しい知識が必要なことを痛感しました。
みつまめが子供の頃は、小学校の先生がひとりひとりに習字のお手本を書いていてくれた記憶があるのですが、すごいことだったのですね。
私もいつかこの記事が笑い話になることを信じて、たくさん練習せねば。やらねば。
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